介護職は離職率が高いストレスの大きい職場であると思います。メンタル病んで休職する前に、自分なりのストレス対策まとめておきますので、読んでいただけたらと思います。
仕事は、楽しく、継続していく事が大事です。
介護職、仕事継続のコツをまとめていきます。
(結論:仕事とは、課題の分離でストレスを無くし、少しずつ楽しさを見つけていく作業、ただしマゾ化します。)
課題の分離
「課題の分離」はアドラー心理学でもよく取り上げられます。自分の会社でも研修でよく行われます。特に離職率の高い介護職において、ストレス耐性を上げるために課題の分離は非常に役立ち、自分の心にあるだけで、ドンドン訓練されていきます。(ドンドン、マゾ化します。)
課題の分離とは、端的に言うと、誰の課題なのかを明確にするという事です。
そして、自分の課題であれば、自分が取り組み、他者を立ち入らせない。他者の課題であれば、自分が立ち入らない。
これにより、ほとんどのストレスが解消されると自分は思っています。
例えば、自分がよく職員に相談されるのが、「自分は頑張っているのに、〇〇さんはいつもこれをやっていないので、イライラしてしまう。」
赤線は自分の課題、青線は相手の課題 です。
〇〇さんがやっていない。のは相手の課題(強いていえば会社の課題)であってあなたの課題ではないです。イライラするのはあなたの課題です。イライラしないようにするにはどうしたら良いか考えましょう。と伝えます。〇〇さんがやっていない 事で会社に大きな不利益があるとすれば、それは環境、会社のルールによって、是正すべきですが、だいたい話を聞くとそこまでの事ではない事も多いです。
これにより多くのストレスが解消します。相手の課題へ立ち入らない。自分の課題に立ち入らせない。それにより相手の失敗がストレスから、こなすべき業務に変わる。少し嬉しい変化が生まれます。これでストレスは生まれづらくなりました。
楽しさを見つける
ストレスが無い職場であっても、それだけでは継続は難しいです。人間は退屈が大嫌いだからです。仕事に楽しさを見出さないといけません。
自分の場合は、人からありがとうと言われる。に対して、大した喜びは現在ありません。仕事だからやってあたりまえ、言われなれてしまった。という事が原因かと思います。何に楽しさを見出すかは、個々の性質によると思えるので、自分なりに見つけていくしかありません。
最近、自分が仕事中に楽しいと思える事一つ目は、
斜めになっている物、乱れているものが正しい位置に戻る事 です。
仕事中にどうしても時間が無くて、物の整理整頓ができていない。衣服が乱れている。といった状態を見かけて、乱れているものが正位置に戻る事が、やはり気持ち良いです。そしてその気持ち良いと自覚してから、少しだけ仕事が楽しくなってきました。この仕事は気持ち良いと実際に声を出す事で、より気持ちよくなり、そのうちに乱れている物を見つけるだけで喜べるようになりました。
二つ目は普段使わない筋力を使える 時です。
運動をする必要が無くなるというのは、肉体労働の最大のメリットだと思います。特に普通に生活していたら、ここの筋肉絶対使わないな というような筋肉に負荷がかかる時、喜べるようになりました。
このように、楽しさをたくさん見つけていくと、少しずつ仕事に行きたくなっていきます。
結論
〇〇さんこの仕事やっていないから自分の仕事が大変になってイライラする。
が課題の分離をし楽しさを見出すことにより
〇〇さんがこの仕事やっていない事は自分にとってはどうでも良くて、自分の仕事だから当然こなすし、筋肉が使えて嬉しい となります。
以上です。
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