円安、現金は危険なのか!積立額変えなくて大丈夫?

投資

2022.3月22日、現在、1ドル120円を超えるほどの急激な円安に振れてきています。

以下がドル円の1年チャートになります。

 

 見事な昇竜拳(笑) 単月で1ドル115円から120円へと円安が進みました。

その他、様々な通貨に対して円が弱い状態がここ一か月程度続いています。

日銀の黒田総裁は、悪い円安ではない!と言い、利上げはないと言い切りました。

アメリカでは個人資産の10数パーセントが現金に対して、

日本人は、資産の50%程度が現金と言われています。

日本人の購買力がここ一か月で、5%近くも低下したという事となります。

日本人はここ1か月で更に貧しくなりました。

チャートは3年後を織り込むというが、他国の利上げ、日本の金利維持を織り込んでなかったの… 

という感じです。

日本株の動向

 以下が日経平均の1年チャートになります。

 円安のおかげで日本株に割安さが出てきて、海外マネーによりリバウンドという感じでしょうか…

 実質、円安の進み方から考えると物足りない上がり方、リバウンドもしていないというレベルです。

 日本株も大概、危険ですね。円安が日本企業の利益アップになる古い考えと思います。

勿論、輸出、海外で活躍する企業の利益は上がるでしょうが、日本は内需の国です。

税収が減り、国債の発行から、円安、悪いループにならないといいですが。 

個人投資家の取るべき行動

 まぁ、全世界への投資継続というありきたりな結論にはなります。

2021年に高止まっていた株価から、キャッシュポジション厚めにしてきた人も多いかと思いますが、

自分は、2021年11月に1か月で110円から114円まで上がった際に、円安に振れる恐れがあったため、

積立額を増額していました。

 現金比率は、自分としてはだいぶ減らしていくスピードを上げていたのですが、

3,4か月でこうも円安が進むとは思っていなかったので焼石に水でした。

現状維持バイアスが働き、一括投資は出来ず、積立額の増額にとどまりました。

 各国の度重なる利上げ、日本の簡単に利上げ出来ない現状を考えると2022年は円安継続

1ドル120円~135円まではあると睨んでドル、海外(株、債券)比率を上げるのが吉と考えています。

日本の利上げは、MMTが正しいのかどうかの試金石となると思います。

これからの日本、世界の経済がとても楽しみです。

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